洗剤水を使った車文字(進行方向)の貼り方

手順は水を使わない場合も同じです 
  洗剤水の作り方
水200ccに家庭用食器洗剤を3〜4滴入れる。

素材の汚れを洗剤入り水できれいに掃除します。
  文字の貼り付け位置を決めるために素材の端に縦にテープを貼ります。
  反対側にも同じようにテープを貼ります。
貼付け文字の高さを確かめ水平を決めるためにスケールで左右テープに印をつけます。
  印をつけたところに文字の下になるテープを横に貼ります。
  文字の左右位置を確かめ横に貼ったテープに沿えて文字を置きます。
  文字の右端に文字を固定するための少し幅広のテープを貼ります。
利き手違いの方は反対側でもかまいません。
  固定が出来たら静かにリタックシート(転写紙)に文字がくっついてるのを確かめながら裏紙を剥します。
  裏紙を剥し終えたら素材と文字の両面に用意していた洗剤水を掛けます。
  左手で少し文字を持ち上げます。
貼り付ける文字が小さい場合、そのまま素材の上に置いて擦るやり方もあります。この場合はどちらでもいいでしょう。
  文字の端から上下にスキージ(代用=プラスチックに布を巻いたもの)を擦りながら進んでいきます。
  注意
水を使って貼る場合、リタックシート(転写紙)が紙で出来ている物は時間が経つとリタックが水を含んでシワになってきますのでなるべく手早く。
  水の抜け具合を確かめながら進む。
  貼り付け終了。
  文字周辺に出た水を布で拭き取ります。
  水貼りの場合文字の接着時間が通常貼りより長くかかリます。少し時間をおいて接着具合を確かめながら静かにリタックを剥して下さい。
  残った水を拭き取ります。まだ文字が完全に接着していないので上から押さえつける要領で拭き取ってください。
  ここで一段落。

文字に水が残っている場合は無理に出さなくても日が経つと自然に抜けます。これが水貼りの良さで大丈夫です。
  文字を位置出し用に貼ったテープを剥します。
   これで完成です。